もうだまされないで。あなたを蝕む輸入小麦の闇。
朝にはパン。
ランチにはパスタ。
なんなら夜にはラーメン。
さすがに、ここまでゴリゴリの食生活の方は少ないかもしれませんが…。
小麦を使った料理を食べる機会は,意外と多いですよね。
今日は,みんな大好き(ですよね?)小麦に関する残念なお話です。
小麦はやっぱり危なかった。
日本の小麦の自給率は低く、86%は海外からの輸入に頼っています。
そうなんです。
この輸入小麦粉が大問題なのです。
農林水産省が行った研究で、輸入されたアメリカ産小麦の97%、カナダ産小麦の100%から、“グリホサート”という農薬に含まれる成分が検出されました。
グリホサートって何?
グリホサートは、農薬に含まれる成分で、近年、発がん性があることが研究で明らかになりました。
驚くことに、モンサント社という農薬大手企業が、この農薬を使用したことにより末期がんになった男性に、320億円の支払いを命じられました。
体に悪いことが分かってて、どうして使うの?
このグリホサートを使用する目的は、作業効率の上昇です。
グリホサートは、小麦の収穫前に散布(プレハーベスト)されます。
これは、収穫前に除草剤をまくことで、作物を枯らし、収穫を容易にするという効果があります。
つまり、農家ができるだけ楽に作業するために、(消費者の健康は度外視で)取り入れているということ。
世界とは真逆の日本の動き
話の本題はここからです。
世界各国では、このグリホサートを危険視し、規制される傾向が強まっています。
ヨーロッパではすでに禁止されています。
そんな中、日本だけは基準値を緩和するという不可解な姿勢を見せているのです。
2013年度のグリホサートの基準値は、5.0mgでした。
そして、2019年度の基準値は、30㎎です。
なんと6倍にまで増加しています。
こうして、世界各国の売り手を無くした小麦は、日本へと流れ込んできているのです。
見えてくるのは、深~い闇。
ここからは、この日本の姿勢に何が隠れているのか、関わりのありそうなデータのみ記述します。
日本の自動車輸出先の主要国:アメリカ
2014年オバマ政権は、ネオニコチノイド系の農薬の段階的な使用禁止に舵を切る。
2017年トランプ政権が、上記の決定を廃棄。
同年12月日本でグリホサート残留基準値が緩和される。
これらのデータから、あなたはどう答えをひもときますか?
選択権は、いつもあなたが握っている。
今日私がお伝えしたかったことは、あなたを守ってくれるのは国ではなく、あなた自身だということです。
生産者や販売者はいつだって、“国内産” “厳選”“最高級”などの巧みな言葉を使って私たち消費者を翻弄しています。
なぜなら、彼らの狙いは私たちの健康的な毎日ではなく、“利益”だからです。
だから、お買い物するときくらいは鋭い目を持ってください。
あなたの選択する権利は誰にも奪うことはできません。
あなたご自身、家族の健康を守ってあげてください。
次回は、”食糧不足の危機。ミツバチ失踪事件”についてお話します。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
明日も素敵な一日になりますように。