Earthian1998

そのセーターちょっと待った!羊への虐待"ミュールジング"とは。

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冬が近づいてきてそろそろ新しい冬服を新調しようかなという時期ですよね。

 

ショッピングをしていると“メリノウール”というフレーズが溢れていていることに気がつくかもしれません。

 

当たり前に着ているウール素材のニットがどのように生産されているのか考えたことはありますか?

 

あなたがウール素材の衣類を着るために、羊は虐待にあっています。

 

今回は、最も残酷な素材“メリノウール”についてのお話です。

 

 

羊毛消費量世界一の日本人

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世界では毎年114万トンもの羊毛が生産されています。

そのほとんどは、オーストラリアで生産されており、全体の22.8%を占めています。

 

次いで、中国が15.7%、ニュージーランドが9.8%です。

 

消費量はどうでしょうか。

1位は中国。2位はアメリカ。そして、3位が日本です。

 

人口比から考えると、一人当たりの消費量は日本が一番多いと言えます。

 

残虐な生産方法“ミュールジング

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(出典: 認定NPO法人アニマルライツセンターヴィーガンファッションより引用)

 

ミュールジングとは、羊へのウジ虫の発生を防ぐため、子羊の陰部の皮膚と肉を切り取ることです。

 

ミュールジングは、羊を仰向けにして四肢を完全に固定した状態で行われます。

最終的には羊の尻尾までそぎ落とします。

 

麻酔はせず、その後の治療等も行われません。

 

なぜミュールジングが行われるようになったのか

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それは、生産性を高めるためです。

 

人間は、羊からもっとたくさんの羊毛をとれるように品種改良を重ねました。

 

その結果、羊の毛は自然に抜け落ちることができず、人間が刈らなければならない体になってしまいました。

 

数年前、ニュージーランドで6年以上逃亡していた羊が、とんでもない長さまで毛が伸びた状態で発見されました。

 

その羊は、熱さをしのぐために洞窟内で暮らしていたといいます。

 

メリノウールで有名なメリノ種がミュールジングされている代表的な羊です。

 

シワが多く、その分収穫される毛の量も多いのが特徴ですが、よれた陰部の部分にウジ虫が湧きやすくミュールジングされるようになってしまったのです。

 

なんと、羊毛生産量1位のオーストラリアでは、生息する羊の75%がこのメリノ種です。

 

世界の動き

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アニマルライツに反しているという批判の声から、イギリスでは早くに禁止されました。

 

ニュージーランドでも、メリノ業界が段階的に廃止を進めてきましたが、完ぺきではなかったため2018年10月に政府によって正式にミュールジングが禁止されました。

 

しかし、未だ生産量1位のオーストラリアでは規制が行われていません。

 

一度、減らしていくという表明があったものの後に撤回されたのです。

 

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ミュールジングウールを買わないという選択

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これから、ウール製品を購入するときは、その商品がどのようなに生産されたか目を向けてみてください。

 

あなたが買わないという選択をすることは、“ミュールジングに反対する”という意思表示になります。

 

反対に、ミュールジングウールの製品を買うことはそれに加担していることになるということです。

 

日本でもノンミュールジングを選択するブランドがいくつかあります。

 

無印良品H&MアバクロやGAPなどがその一例です。

 

世界的ブランドであるユニクロを覗いてみるとメリノウールに関して、

“動物愛護の観点から、メリノウールのサプライヤーに対して“ミュールジング”を行う農家かからの調達を廃止していく取り組みを始めています。“

と記述されていました。

 

まだ、完全ではないようです。

2012年あたりからこの取り組みを始めているようですが…。

 

あなた一人では小さな選択でも、一人ひとりの取り組みは大きな変化をもたらします。

 

自分自身にも、動物にも、地球にもやさしい選択を。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

明日も素敵な一日になりますように。