トラウデンさんの件について、一言物申したい。
環境問題に取り組むモデルのトラウデン直美さんの「2050年のカーボンニュートラル・全国フォーラム」での発言が炎上しているというニュースを見ました。
「店員に『環境に配慮した商品ですか』と尋ねることで店側の意識も変わっていく」という発言に対して、ネット上では「面倒くさい客」「日本のグレタやん」「環境チンピラ」などの書き込みが相次いでいるのです。
私はこのニュースを見て心底がっくりしました。
日本がどれだけ環境問題に対して危機感がないのかを痛感したから。
今年7月にビニール袋が有料化されたとき、文句を言っていた人たちと同じで、問題の本質が全く分かっていないと思います。
気候変動に関して発信する人に対して、「電気は使わないんですよね?」だとか、Veganの人に対して「植物も生きてますよね?」のような発言を何度もネットで見たことがあります。
私自身、肉を食べないけど魚は食べることがあると言えば、「肉と魚、何が違うの?」と聞かれた経験もあります。
それ聞く必要ある?いうのが私の気持ち。
こういう行動を起こしている人は、いつも極端に完ぺきを求められるような気がします。
でも地球環境に全く影響を与えずに、暮らすなんて死ぬこと以外不可能。
別に発信側は強制してるわけじゃないんです。
自分で真実を知って、学んで、取り組みたいから取り組んでる。
それも、自分ができることから少しずつ。
そして、私はこういう発信をしている上で、伝えたいことがあります。
それは、取り組んでいない誰かを責めているわけではないということです。
お肉を食べている人が悪だなんて思いません。
自分も知らないときは、そうであったから。
そして、どんなこともできる人ができる時に取り組めばいいから。
それでも発信をする理由は、地球のためというより、私たちには時間がないからです。
地球は人間がいなくなっても、自然に再生する力があります。
でも、私たちは気候変動によって食べる物や住む場所を失います。
平穏に続くように思える毎日でも、気候変動はもう起きているのです。
今年ロサンゼルスで起こった火災は決して他人事ではありません。
私たちが今まで通りの生活を続けたとすると、自分が子供を産んだ時、その子が安全に安心して暮らせる環境は確実に残されていません。
この状態を作り出したのは人間であり、これを食い止められるのも人間。
だから、一人でも多くの人にエシカルな選択を広めていきたいと思っています。
トラウデンさんの発言に対し批判する人はたくさんいますが、私は同意します。
(そもそも店員に○○ないですかって聞くだけで、需要あるんだってことは伝わりますし、私も店員さんや企業に問い合わせることがあります。間違いなくインパクトあります。)
間違っていることに対しては間違っていると言うべきです。黙っていても変わらないから。
私は行動に移したいです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
明日も素敵な一日になりますように。